先週金曜日は大学の2期生の卒業式でした。僕が大学に赴任したのと同時に入学した学年で、最初に担任になった学年(1~3回生)でした。
早いものであれから4年、ともに歩んだ学年であったといえます。
卒業式の後、各教員が学生に一言言葉を贈ります。
今年は涙と言うより笑いに包まれた感じで幕を閉じました。
夕方から夜にかけて、梅田で謝恩会が開かれました。
教員は招かれるという形で参加し、非常にゆったりとした時間を過ごせます。
会が終わりに差し迫ったときにゼミ(痛みゼミ2007と国試のメンバー)が僕のところに来てくれてプレゼントをいただきました。
他の教員を見渡すと花束と色紙を手に持っています。
しかし、僕のゼミの学生はそれをもっていません。
そして、花束や色紙の代わりにいただいたのが、写真でアップしている「探偵!ナイトスクープ」のDVDでした。
学生が話し合って、僕に花束や色紙を渡しても大して喜ばないだろう、では何を渡すべきか、そのように悩んでいただけたようです。
そして、これしかないと決めてくれたのが、DVDだったと言うことでした。
これには僕のツボを突かれた感じがしました。
「粋な」プレゼントで、これ以上にトンチの効いたものは無いと言えます。
ちょうどその日の朝、妻に「花束をもらったらどこにかざろう」と話していたのでした。
実利主義で、現実主義な僕はおセンチな建て前を好みません。
もちろんもらえばうれしいのですが、それは時間とともに風化する気がするのです。
しかし、今回のプレゼントは僕の心にしっかりと刻み込まれました。
見事の一言で片付けられないために、ここで感想を書きました。
1年半のゼミを通して学生が僕を見、そして、デザインしてくれたのだなぁと思うと感動します。
スタンダードではないアプローチ、デザインの重要な要素だと思います。
それをゼミの学生に教えられた気がします。
そのことを含めて心より御礼申し上げます。
堀 寛史

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