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    2009年4月30日木曜日

    移動・移動・移動

    昨日から移動ばかりです。
    大阪→甲府、今日は甲府→東京→北九州と飛び回ってます。
    今日は飛行機までの時間を利用して六本木ヒルズに行ってきました。
    森美術館での展示に行ってきました。
    思ったほどではなかったですがいくつかインスピレーションを受けまし
    た。
    でも今はインスピレーションより疲労感にのしかかられてます。
    ゆっくりやすみたいです。
    そんな時に限ってなかなか寝れなかったりします。
    そういえば昼ごはんを食べてませんでした。
    これから食事に出ます。
    では。

    堀 寛史

    2009年4月26日日曜日

    人の成長過程

    大学教員をしていますとある学生の1~4年間の変化を追うことができます。
    3月に卒業生を出し、4月に入学者を受け入れるわけですが、でるものとはいるものの違い、主に何について成長したのだろうかを考えさせられます。

    昨日、1年生の新人歓迎会を学科で行いました。
    学科教員も大半が出席し、お互いの認識を広めようと交流したのです。
    そこで、毎年どの教員も口をそろえて新入生の態度について苦言を呈します。
    端的に「なっていない」と。
    そして、医療職はこんな態度ではいけないという伝家の宝刀を抜きます。
    毎年恒例の事件であると思うのです。

    この新人歓迎会の前日に2年生の授業を行っていた僕は2年生に対して「態度が良くなったね」という話をしたばかりでした。
    1年間の成長を十分に感じるほど人の話を聴き、敬語を話し、表情が良くなったと。
    社会一般では、当たり前と思われるようなことなのですが、実のところなかなか簡単にできないものなのです。
    そして、教育の場ではそれを見逃してはいけないのですし、時には苦言を呈しながらも指導しなくてはならないのです。
    その結果が2年生の態度であったと思います。

    面白いもので、1年生の対応のために3年生を呼んで話をしてもらったのですが、話をした3年生も教員と同じように態度がなっていないといいます。
    教員からすれば、君らもなっていなかったよと笑い話として3年生と話しました。
    さらに、僕自身の過去を知る人がいれば、君こそなってなかったよと言われるのだと思います。
    過去の自分の態度をわざわざ顧みる必要はないのですが、人は成長する(正確には社会に適用する
    )のだということがわかった気がします。

    社会において、不快な態度をとらないことは関係性におけるリスク管理であるといえます。
    また、態度を悪くすると言うことの裏には甘えがあるのです。
    つまり、このような態度をとっても許してもらえるという期待です。
    社会はその期待を裏切ってくれます。
    そのことを教育の現場では教えてあげなければいけません(教育の場ではなく大人が見本を見せるという地域的なところでも同様のことが言えるでしょう)。
    僕の場合は子どもの教育においてもヒエラルキーをハッキリとさせ、親に対して敬語を話すように指導します。
    厳しいと思われるかもしれませんが、社会に出るときにそれができるできないで子どもの人生が左右されるのです。
    子どものことをほんとうに愛しているのならばルールを教え、できるようにしてあげなければならないのです。
    それを広げて、学生を愛しているのならば、社会に出られるような姿にしてあげなければならないのです。
    それが教員にとっての重要な仕事だと思います。

    今の1年生が数年後に「今回の1年生はなってないなぁ」と嘯く日が楽しみです。

    堀 寛史

    2009年4月5日日曜日

    『現代思想』を手にとって

    現代思想』を本屋で久しぶりに手に取ってみました。
    驚くことに宮本省三氏が連載をはじめられていました。
    以前、リハビリテーションが特集されたとき、またはメルロ=ポンティの特集の際に宮本氏が書かれていたことは知っていたのですが、連載をはじめられると言うことはすごいことだと単純に感服しました。
    『現代思想』はその名の通り思想について書かれてある雑誌です。
    思想というと代表的な学問は哲学です。
    僕は哲学系研究者ですから、たまに『現代思想』に目を通していました。
    また、哲学系のところで文章を書くことは結構大変なことであることも知っています。
    哲学の考え方の根底には(カント的)批判があると思います。
    ですので、書いた文章には批判がつきまといます。
    それをもとに考察は熟成されていくのですが、言葉で言うようには簡単でないのです。
    それ故に、『現代思想』で連載を持つことは非常にすばらしいことだと思うのです。

    僕自身、宮本氏のことを知りませんが、僕のPTとしての師が以前宮本氏のもとで働かれていました。
    ですので、情報は耳年増(女性ではないですが)で、宮本氏本人について書くことをはばかります。
    書くべきは、理学療法士の進出に広がりを見せたことだと思います。
    理学療法は科学を標榜しており、哲学とは違うカテゴリーにいます。
    理学療法は科学であるのでしょうけれども、学問であるとは少し言い難いと思っています。
    技術を主体にした行為者であり、学としての体系化は不十分であるのです。
    しかし、哲学などの古い学問は体系化がされており、門外漢をなかなか入れないような状況があります。
    そのような中に、理学療法が切り込んでいくことに感銘を受けました。
    もちろん、宮本氏が哲学について言及しているのではなく、身体について自身の見解を述べられ、結果、哲学系の人に受け入れられるという現状だと思うのですが、何はともあれすごいと思います。
    (学問的にどちらかが優れていると言うことではなく、カテゴリーが違うところで戦う難しさを書きたいのです)

    理学療法「学」がどこを目指しているのかはよくわかりません。
    しかし、今回の流れは理学療法士にとって重要だと考えます。
    影ながらに応援しようと思います。

    堀 寛史




    事務局の移転

    事務局を移転します。
    といっても、佐伯研究室から堀研究室への15mほどの移転です。
    移転にともない管理用のMacが変わり、HomePageなどの感じが変わると思います。
    これまで管理Macは佐伯研究室にあり、管理は堀が行っていたために、更新などに遅れが生じておりました。
    また、情報も十分にご提供できずにいました。
    その改善目的が第1です。
    さらに4月になりLd4のメンバーが増え、その紹介などを行っていきたいと思います。

    広報の充実と管理の充実を行うための移転です。
    今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

    堀 寛史