補助輪を外してバランス良く乗る練習です。
自転車に乗ることが当たり前になってしまうとなぜ乗れなかったのかがわ
からなくなります。
このことを身体・脳機能的な説明はさておき、経験論的にいえば、思い出
せない現象であると言えます。
当たり前とは前のことが思い出せなくなることと言えるのです。
自分のことであったはずなのに全く他人事のようになる。
また、他人もできて当たり前だと思うようになる、そんなことをよく経験
します。
ある瞬間に突然、自転車に乗れるようになります。
うまくはなくとも前に進めるようになります。
これを昔からコツと表現します。
コツを掴めば今度は乗れないことの方が「できないこと」になります。
人生における不思議な現象です。
このコツはなかなか人に教えることができません。
自ら学び、掴み、ものにしなくてはなりません。
生涯失わない大切な経験です。
人生にはそんな瞬間が多く待っているのですね。
子供からそれを強く学びました。
いい日曜日です。
堀 寛史


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